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自分らしさを仕事にする!明光ワクワクワーク♪:Vol.2 ジェイアール東日本企画 手老 善さん

カテゴリー:勉強&進路

明光ワクワクワーク

自分の好きなことを発見し、それを仕事にしている人って魅力的ですよね。自分らしさを仕事につなげる秘訣をぜひ知りたいという保護者の声も多いはず。そこで、子どもたちが憧れるあの仕事をしている「しごと人」にインタビューします。

ぼんやりと将来のことを考え始めたお子さんと、それをサポートする保護者が知りたい仕事のお話をお届けするコーナーです。

ジェイアール東日本企画 手老 善さん

今回はジェイアール東日本企画の手老 善(てろうぜん)さんにお話をうかがいました。

ダイスケナオミ

ジェイアール東日本企画は、JR東日本グループの一員として鉄道関連の広告事業や、広告代理店としての事業を行っている会社です。手老さんはデジタルサイネージという電車の中や駅のデジタル広告を担当したほかに、鉄道DVDや鉄道本の監修を務めるほどの鉄道好きの方です。

「好き」を仕事にしている手老さん、そこにたどり着くまでにはどんな物語があったのでしょうか?メイコミュナビゲーターのダイスケとナオミがお話を聞きました。

ダイスケ
今回はジェイアール東日本企画の手老さんに、ご自身のお仕事や夢を持ったきっかけなどについてお話をうかがいます。
ナオミ
「好き」を仕事にするために必要なことや大切なことについてお話を聞けたら嬉しいです。手老さん、よろしくお願いします。
手老さん
よろしくお願いします。

手老さんのお仕事とは?

ダイスケ
手老さんはジェイアール東日本企画という会社で様々なお仕事をされているそうですね?
手老さん
はい、ジェイアール東日本企画は様々な顔をもつ会社です。代表的なのは広告会社としての役割で、電車や駅の広告などを管理しています。
ナオミ
最近は電車の中に設置されている液晶モニターに様々な会社の広告が流れていますよね。
手老さん
はい、デジタルサイネージというものですね。加えて、駅の中の広告スペースの注目率や、どのように人が動いているかをデータにまとめたりしているんです。
ダイスケ
なるほど。注目率や人の動きで、それぞれの広告の価値が変わってきますものね。
ナオミ
色々なお仕事をされているんですね。
手老さん
あとは、僕ならではの特殊な仕事をしています。「車両基地」というDVDや、鉄道マンガや鉄道番組の制作にも関わっていたりします。
ダイスケ
え、どういうことですか!? ちなみに「車両基地」とはどんなDVDなんですか?
手老さん
山手線や新幹線など、一般の方がなかなか見られないJR東日本の車両基地の映像DVDなんですよ。仕事を終えて電車が帰ってくる様子や、終電後の新宿駅の様子などが収録されています。

手老さん監修のDVD・写真集
手老さん監修のDVD・写真集

ナオミ
鉄道ファンにはたまらない映像ということですか。
手老さん
何を隠そう、僕もかなりの鉄道ファンでして。それがきっかけで今の会社に入ったようなものです。鉄道だけでなく、バスや飛行機など交通全般が好きなんですけどね。
ダイスケ
まさに「好き」を仕事にされているんですね!
手老さん
はい、とてもやりがいのある仕事です。たくさんの人々の生活を支えているわけですからね。交通システムが滞りなくきちんと動いて、その中に自分が携わった仕事が目に見えた時、一番喜びを感じる仕事でもありますよ。

「好き」のきっかけ

ダイスケ
手老さんは昔から乗り物が好きだったんですか?
手老さん
そうですね。小さい頃に初めて書いた漢字が「出口」だったんですよ。
ナオミ
それは、どうしてですか?
手老さん
バスの車体に書いてある「入口」「出口」の「出口」なんですよ。それだけ家の前を走っているバスが好きだったんです(笑)。
ダイスケ
いやぁ、本当に乗り物が好きだったことがわかるエピソードですね!
手老さん
ただ、僕は鉄道やバスなどの乗り物そのものも好きだったのですが、それよりも、たくさんの人が交通機関に乗って移動したり、出会ったりすることをとても楽しく感じていましたね。だから小さい頃の夢は、乗り物好きによくある運転士さんではなく、人と関わることができる車掌さんでした。
ナオミ
人との触れ合いが好きなんですね。
手老さん
そうですね。今の仕事をする中で、その思いはより強くなっています。

「好き」から学ぶ

ダイスケ
手老さんはどんな学校生活を送っていたのでしょう?
手老さん
僕は中高一貫の学校に通っていたのですが、ずっと鉄道研究部に所属していました。まさに同好の士と一緒に過ごしたかたちで、とても楽しい学校生活でした。あの時の仲間が、僕と同じような交通に携わる業界に多く進んだこともおもしろいですよね。
ナオミ
同じ業界に、昔を知っている仲間がいるというのは幸せなことですね!
ダイスケ
大学はどのように選んだのですか?
手老さん
高校3年生のときに理系から文系に変えて、文系に進みました。大学は法学部の政治学科を選んだんです。
ナオミ
それはなぜでしょう?
手老さん
交通インフラは社会にとってなくてはならないものですので、その社会の仕組み自体も学びの対象でした。なので、行政などの役割を勉強すべく、政治学科に進んだんです。
ダイスケ
手老さんは自分の好きなことを、学びに変えていったんですね。

ジェイアール東日本企画 手老 善さん

手老さん
文系や理系という枠組みは、僕はあまり意味がないと思うんです。例えば今の僕の仕事でも、データを集計して分析する作業には数学が不可欠ですし、契約書を書くときは国語力が必要になってきますよね。どんな勉強でも、どこかで役に立つことがあると思いますよ。
ナオミ
確かに、学校の勉強の段階では、どの学びが将来の役に立つかということはわかりませんものね。
手老さん
はい。僕は基本的に学校の勉強が好きでしたけど、興味をもって学べば必ず将来役に立つことがあると思っています。
ダイスケ
特に好きだった教科はありますか?
手老さん
やはり社会科ですね。鉄道が好きだと本当に地理に強くなるんですよ(笑)。路線図などを見ていると、自然と日本地図を覚えてしまいますね。あとは、各地の名産品を駅弁で覚えたり。
ナオミ
鉄道と地理は絶対に切り離せないものですものね。
手老さん
地理だけじゃありません。駅名の読み方から漢字を覚えますよね。また、電車の所要時間や、到着時刻などを時刻表で眺めていると数字にも強くなりますね。
ダイスケ
手老さんは好きなものから、いろいろなことを学んでいたんですね。「好き」の力ってすごいです。

「好き」をサポートしてくれた両親

ダイスケ
手老さんのご両親も鉄道などがお好きだったんですか?
手老さん
いや、特にそのようなことはありませんでしたね(笑)。親の影響で好きになったわけではないようです。
ナオミ
ご両親は手老さんの「好き」という気持ちを、どのように応援してくれましたか?
手老さん
僕の両親は基本的に「好きなことをやれ」と言ってくれる人でしたね。小さい頃は僕が電車が好きだということがわかると、電車を見に連れて行ってくれました。あと、実家のビデオを見るとわかるのですが、当時走っていた電車を、ちゃんと映像に撮って残してくれているんですよね。今考えると、僕が好きだということを考えて、僕が映っていなくても、たくさん電車の映像を撮ってくれたんだと思います。
ダイスケ
ご両親は手老さんの「好き」という気持ちをサポートしてくれていたんですね。
手老さん
はい、そうですね。基本的に勉強しなさいと言われた記憶はあまりありませんね。中学受験もしましたが、多くのクラスメイトが中学受験をする環境だったので自然でした。
ナオミ
ご両親が見守ってくれて、自由にやらせてくれたのは本当に素晴らしい環境ですね。私も自分の子ども達にとって、そのような環境を作れたらと思いました。

ダイスケ
次のページは手老さんから読者の皆さんへのメッセージです。

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