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自分らしさを仕事にする!明光ワクワクワーク♪:Vol.21 イラストレーター 徳丸ゆうさん

カテゴリー:勉強&進路

明光ワクワクワーク

「自分らしさ」を生かして仕事をしている人って素敵ですよね!
子どもたちが好きなことを見つけて、それを将来につなげていってほしいと考えている保護者はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
このコーナーでは、子どもたちが憧れる仕事をしている「しごと人」を紹介します。将来のことを考えはじめたお子さんや、サポートする保護者のみなさんのヒントになれば幸いです。

自分らしさを仕事にする!明光ワクワクワーク♪:Vol.21 イラストレーター 徳丸ゆうさん

今回、ダイスケとナオミがお話をうかがったのは、フリーランスのイラストレーターとして活躍する徳丸ゆうさん。
数々の雑誌やWEBメディアに繊細なタッチのイラストを提供しています。
実は『メイコミュレター』創刊号の表紙のイラストは徳丸さんの作品です。
「自分らしさ」を活かし、イラストレーターとして生計を立てていくにはどのような技術や姿勢が必要なのでしょう。日々のお仕事の内容や日常生活、子どものころの経験をお話しいただきました。

イラストレーターの仕事について

ナオミ
徳丸さん、今日はよろしくお願いします!
徳丸さん
はい。うまくまとめられるかわかりませんが……こちらこそよろしくおねがいします。
ダイスケ
さっそくですが、今のお仕事について教えてください。徳丸さんは雑誌やWEBメディアにイラストを提供されることが多いそうですが、お仕事はどのようにとってきているのですか?何か営業活動をされているのでしょうか。
徳丸さん
営業はほとんどしていないです。イラストレーターの年鑑(カタログのような媒体)に登録しているので、それを見た編集者さんや制作会社さんから仕事の依頼をいただいています

自分らしさを仕事にする!明光ワクワクワーク♪:Vol.21 イラストレーター 徳丸ゆうさん

ナオミ
お仕事を増やすために努力されていることはありますか?
徳丸さん
コンペや個展に作品を出すことがあります。そこからどなたかの目に止まれば新しい仕事につながる可能性があるので。ただ、仕事を増やすために大切なのは目の前の仕事をとにかく頑張ることだと思っています。納得いただける作品を出せれば、それが次につながっていくからです。営業範囲をむやみに広げるよりも目の前のことを頑張ってやることを大切にしています。
ダイスケ
イラストレーターのお仕事をするにあたって大変なことはありますか?
徳丸さん
締切が続いて忙しいときでも、さらに新しい仕事の依頼を断れないことです。フリーランスなので、一度断ってしまうともう次の依頼をもらえないのではないかと思うと不安で……。とはいえ、仕事が少ないときはそれはそれで不安があります。
ダイスケ
では仕事をしていて楽しいときはどんなときですか?
徳丸さん
描くべきものがパッとひらめいてどんどん筆が進むときは「楽しい!」と感じますね。「うまくいきそう」「しっくりきそう」と感じながら描いているときはとても楽しいです。
ナオミ
お仕事は自宅の中でされているのですか?
徳丸さん
はい、ここが自宅兼職場です。自分のペースで仕事ができるのはこの仕事の長所かもしれません。

自分らしさを仕事にする!明光ワクワクワーク♪:Vol.21 イラストレーター 徳丸ゆうさん

ナオミ
おおまかに1日のスケジュールを教えてください。
徳丸さん
朝はゆっくりです。お昼前ごろに起きてコーヒーを飲み、すぐに仕事にとりかかります。16時ごろまで仕事をしてから一旦食事休憩。それからまた夜の0時ごろまで仕事をしています。
ダイスケ
結構、長時間作業をされるのですね。休日は何をしていますか?
徳丸さん
仕事をしている日はどうしても一人でいることになるので、できるだけ外に出て人と会うようにしています。同業の知人と食事をして情報交換をすることもありますね。
美術館などにも足を運びますよ。たくさんの絵を観てたくさんのことを感じることがいい仕事につながると思っています。有名な絵画はネットでも観られる時代ですが、やはり本物を観ることとは違います。本物は筆の運び方から作り手の気持ちを推測することなどができるんですよ。しっかり観るので20点ほどでヘトヘトになります。生の絵はそれくらい情報量が多いんです。
ナオミ
スキルアップはどのように図っているのでしょうか。
徳丸さん
スキルアップの方法を考えることは今の課題ですね。毎日仕事をしていくなかで新しいタッチに挑戦したり、新しい道具を取り入れてみたり、他のイラストレーターの作品を見たりしています。

今のお仕事を目指すにあたって

自分らしさを仕事にする!明光ワクワクワーク♪:Vol.21 イラストレーター 徳丸ゆうさん

ダイスケ
徳丸さんはどのような経緯でイラストレーターとなられたのでしょうか。美術大学などでイラストの勉強をされたのですか?
徳丸さん
卒業したのは地元の短大です。そこでグラフィックデザインを学び、卒業後は地元のグラフィックのデザイン会社に就職しました。しかし5〜6年経ったころ「イラストレーターになりたい」と思いたち上京。今度は東京のデザイン会社で働きながらイラストレーターになるための塾に通いました。
ナオミ
そこからすぐに独立されたのですか?
徳丸さん
いいえ、勤めていたデザイン会社の仕事が忙しすぎて、数年はなかなか独立へは近づけませんでした。このままではいけないと思い、改めてイラストの勉強に力を入れ始め3年ほど経ったころ、少しずつ依頼が増えてきました。さらに仕事を派遣業に変えて勉強の時間を作り、夜や休日に絵の勉強をしたり塾の課題をこなしたりしているうちに、独立の目処がつくほどには依頼が増え、独立することができました。
ダイスケ
短大でグラフィックを学ぶほど、子どものころからずっと絵を描くことが好きだったのですか?
徳丸さん
そうですね。進学のための面談をするときはいつも「絵を描くことを仕事にしたい」と言っていました。
ナオミ
どのような子ども時代でしたか?
徳丸さん
結構、ぼーっとしていたかもしれません。人の話はあまりきちんと聞いていませんでしたね。図工や美術は好きでしたが、体育は苦手でした。国語は好きだった気がしますが……他のことはあまり覚えていません。家では絵ばかり描いていました。
ダイスケ
どのような家庭だったのでしょう。
徳丸さん
わりと放任主義な家庭でした。私は4人きょうだいの3番目ということもあり、とくに自由にさせてもらっていたのかも。 そういえば、母の職業は今の私に影響を与えているかもしれません。母は幼稚園教諭だったのですが、私は子どものころよく母の職場に遊びに行っていたんです。そのときにたくさんの絵本に触れる機会があり、きれいな絵に親しむ体験を得らました。

子どもたち、そして保護者に伝えたいこと

自分らしさを仕事にする!明光ワクワクワーク♪:Vol.21 イラストレーター 徳丸ゆうさん

ナオミ
徳丸さんがフリーランスのイラストレーターになると決めたとき、保護者の方はどのような反応をされましたか?
徳丸さん
特に反対はなく「あっそう」という感じでした。先ほどもお話しした通り、放任主義なので。たまに私が何をしているのかを忘れて「今何しているんだっけ?」ときかれて驚くことすらあります。
ダイスケ
夢に向かうにあたって、保護者の方からサポートはありましたか?
徳丸さん
具体的に何かをしてもらったということはないです。そのぶん、好きにさせてもらいましたね。うちは両親がそれぞれが好きなことをしていたので、自分もとくに迷うことなく好きなことに邁進できたのかもしれません。「こうでなくちゃいえない」「頑張って勉強して頑張って働くことが大切!」という方針はありませんでした。
ダイスケ
絵を描くことを仕事にしたいと考えている子どもたちにメッセージをお願いします。
徳丸さん
頑張れるのであれば勉強をしておいて損はないと思います。芸術系や美術系の大学に行きたくなったら当然学力が必要ですし、実技試験だけではなく学科試験もあるので。あとはやっぱりいいものをたくさん観るといいと思います。
ナオミ
ありがとうございました!

自分らしさを仕事にするキーワード「好きなことを続けていくこと」

ナオミ
イラストレーターのお仕事について淡々した調子でお話しされた徳丸さん。肩肘張ったところは感じさせませんでしたが、コツコツ絵の勉強をずっと続けてこられたことが、今のお仕事につながっています。
ダイスケ
素敵なイラストを描いて、それで生きていくためには「絵が好きだ」と思う気持ちを大切にして、挑戦し続けることが重要なんですね。
ナオミ
絵を描くことが好きなお子さんの中には、イラストレーターに憧れている子もいることでしょう。ぜひ将来を考えるときの参考にしてくださいね。
徳丸 ゆう(とくまる ゆう)さん

PROFILE

徳丸 ゆう(とくまる ゆう)
大阪府出身。奈良芸術短期大学グラフィックデザイナーコース卒。MJイラストレーションズでイラストを学ぶ。挿絵や本の装画、広告用イラストなどを描いている。『メイコミュレター』創刊号では表紙のイラストを担当。

この記事へのコメント

2件のコメント - この記事の感想を募集しています!

プラチナのアイコン画像 ちくでんRさん(大阪府)
好きを仕事にし夢を叶えるには、その仕事に対する熱意と努力、両方がとても必要なのだと改めて感じました。大人になったら勉強しなくていいと思ってる子どもたち、違うんだよ〜(笑)
プラチナのアイコン画像 むむさん(宮城県)
好きなことを仕事にできるってとても幸せなことだと思います。
みんながみんなそうできるわけではないと思いますが、できれば我が子にはやりがいを感じる仕事に就いて欲しいなと思います。