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自分らしさを仕事にする!明光ワクワクワーク♪:Vol.12 フラワーショップ店長 酒井香織さん

カテゴリー:勉強&進路

明光ワクワクワーク

ナオミ

「自分らしさ」を生かして仕事をしている人って素敵ですよね!子どもたちが好きなことを見つけて、それを将来につなげていってほしいと考えている保護者はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
このコーナーでは、子どもたちが憧れる仕事をしている「しごと人」を紹介します。将来のことを考えはじめたお子さんや、サポートする保護者のみなさんのヒントになれば幸いです。

フラワーショップ「SO」店長 酒井香織さん

今回、ダイスケとナオミがお話をうかがったのは、花と雑貨を販売する「SO」の店長、酒井香織さん。駅に併設された店舗で、花や雑貨の仕入れから、陳列、ブーケの作成、販売などを行っています。“お花屋さん”の人知れぬ苦労ややりがいについてお話しいただきました。

花屋の仕事について

ナオミ
本日はよろしくお願いします。
酒井さん
はい、よろしくお願いします!
ダイスケ
お花屋さんはかわいいお花に囲まれたお仕事という印象があるのですが、日頃どのようなお仕事をされているのですか?
酒井さん
主な業務は、生花の販売やアレンジメント、ブーケ作りです。私は店長なので、仕入れや売上・利益率の計算などもしています。
ナオミ
事務仕事も結構されるのですね。
酒井さん
はい、お店は少人数で運営していることが多いので、力仕事も事務作業も基本的には自分たちで行っています。

酒井さんが働くお店
酒井さんが働くお店

ダイスケ
お仕事のやりがいは何ですか?
酒井さん
お客様のイメージするブーケを作って、喜んでいただけたときです。お客様のご要望をうかがうことはもちろん、年齢層や性別、服装の特徴からお好みの色や形を想像して、お客様がお求めのイメージに合うブーケ作りを心がけています。
ナオミ
なるほど、センスと想像力が必要なお仕事なんですね。
ダイスケ
店長として、運営面でやりがいを感じるのはどんなときですか?
酒井さん
やはり売上が上がるとうれしいですよ。お客様の客層、雑貨のトレンド、季節感などを考えながら仕入れや陳列をすると面白いように売れるんです。
ナオミ
お花屋さんも、マーケットを見て、ニーズを予想することが大切なんですね。
ダイスケ
大変なのはどんなときですか?
酒井さん
花屋は露天が多いですから、気候の影響を受けやすいことですね。冬は冷たい風を浴びながら水仕事をしなければなりません。
ナオミ
華やかなお仕事だと思っていましたが、過酷な面があるのですね。それでもこの仕事を続けているのはなぜですか?
ダイスケ
やっぱり花や雑貨が好きだという気持ちが強いからです。花は生き物なので同じものは二つとありません。同じ品種の花を使ってアレンジメントを作っても、印象は一つひとつ異なるんですよね。毎回新しい「作品」を作れることに魅力を感じています。

酒井さんのお仕事道具
酒井さんのお仕事道具

今のお仕事を目指すにあたって

ナオミ
今の職業はどのようなきっかけで目指すことになったのですか?
酒井さん
植物が好きだったので、大学生のときに母に花屋のアルバイトを勧められたことがきっかけです。母はまさか卒業後も花屋で働くとは思っていなかったみたいですが…。
ダイスケ
園芸学科や植物学を専攻されていたのでしょうか?
酒井さん
いいえ、グラフィックデザイン学科でポスターなどのデザインの勉強をしていました。そこで身につけた色彩学などの知識は今の仕事に非常に役立っています。
ナオミ
そうなんですね。 お花屋さんの色彩センスってすごいなぁと思っていたのですが、理論的に「色」を学んだ経験があるのですね。
酒井さん
今も日々勉強です。素敵なレストランに飾ってある花をチェックしたり、本を見たりして勉強しています。

酒井さん

ダイスケ
子どものころは、どのような子でしたか?
酒井さん
勉強嫌いな子でした。でも何かを作ることは好きで、図画工作では時々賞をもらうことがありました。
ナオミ
子どものころの勉強で、今役立っていることはありますか?
酒井さん
先ほど「想像力」の話が出ましたが、想像力は本をたくさん読んでいたからこそ身についたのだと思います。
ナオミ
読書量はどのくらいだったのでしょう。
酒井さん
多い時は1日3冊ぐらい読んでいました。
ダイスケ
それは多いですね。どんな本を読んでいたのですか?
酒井さん
特に印象に残っているのはミヒャエル・エンデの「モモ」、モーリス・ドリュオンの「みどりのゆび」、ユーゴーの「レ・ミゼラブル」です。
ナオミ
花屋を目指すことにしたとき、保護者の方はどのような反応でしたか?
酒井さん
安定した職業ではないし、高給というわけでもないので心配はされました。でも母は私が実際に働いているところをこっそり見に来てくれて。楽しそうに働いている姿をみて「きっと花屋の仕事が合っているんだよね」と言ってくれました。やりたい仕事ができることは幸せなことだと思います。

子どもたち、そして保護者に伝えたいこと

ナオミ
最後に、自分の将来を考えはじめている子どもたち、そして保護者のみなさんにメッセージをお願いします。
酒井さん
ブーケでも店舗のレイアウトでも、「物を作ること」や「デザインをすること」に携わる人は、常に自分を刺激的な場にさらして感性を磨くことが大切なのだと思っています。もし、お子さんがそのような仕事を目指しているのであれば、旅行に行ったり、美術館に行ったりしてお子さんの中に新しい引き出しを作る機会を増やしてあげてほしいと思います。
ダイスケ
子どもたちへのメッセージはありますか?
酒井さん
花屋に限らず、接客業に大切なのは相手の気持ちを考えながらコミュニケーションを図ることです。たくさん本を読むことはその力を鍛えてくれます。ぜひ、たくさん本を読んでほしいと思います。
ナオミ
ありがとうございました!

自分らしさを仕事にするキーワード「想像力を働かせる」

ダイスケ
多様な業務があるなかで、酒井さんは「想像力を働かせて動くこと」を大切にしていましたね。
ナオミ
お客様に満足してもらうためには言葉以外の情報を汲み取って、想像することが重要なんですね。子どもたちには自ら考える力を養わせたいと思いました。
ダイスケ
読書の力も再認識できるお話でしたね!
酒井香織(さかいかおり)

PROFILE

酒井香織(さかいかおり)
フラワーショップ「SO」店長

1985年東京都出身。共立女子大学 家政学部 グラフィックデザイン学科卒。アルバイトから登用され4年前から店長を務める。

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