明光義塾のコミュニティサイトメイコミュ

メイコミュ情報局

YDKのやる気を引き出す 思春期1分コーチング:第3回

カテゴリー:コミュニケーション

YDKのやる気を引き出す 思春期1分コーチング:第3回

「今日はどうだったの? 」から話題を膨らませるには?

夏休みは、子どもが親の知らない間にひと回り成長する時期。どんな経験をしたのか知りたくて「今日はどうだったの?」と聞くと「別に…」と返ってきて、その先の会話を諦めたこともあるのでは? そこで、子どもとの会話を膨らませるコツを紹介します。

「今日はどうだったの?」はとても抽象的な質問。子どもはそう聞かれても、何と答えればいいのかわからないものです。子どもの一日を把握し、その中で興味を持っていそうなことを具体的に質問してみましょう。「今朝渡したお金は足りた?」「○○くんにお土産のお礼を言った?」「今日の給食、揚げパンだったよね?」というように、YES やNO で簡単に答えられる質問でOK。

反応があったら、次はちょっと踏み込んで聞いてみて。「今朝渡したお金は足りた?」「うん」「どんなものを買ったの?」「これ」「いいじゃない!ちょっと体に合わせて見せてよ!」という具合です。大切なのは、簡単に答えられる質問をいくつか重ねて会話のラリーをすること。友達同士で話すような気軽な内容でいいのです。会話がテンポよく続けば子どもの“おしゃべりスイッチ”が入り、次第に他のことも話したいという気持ちが沸いてくるでしょう。

また、親が子どもの話を普段からいかに聞いているかも重要。子どもは、いつでも親が聞いてくれるとわかれば話してくれるものです。子どもが学校から帰って「ねぇ」と声を掛けてきたら、聞き流したり、「それより宿題やったの?」と親の都合で会話を誘導せず、きちんと耳を傾けましょう。いつでも気軽に会話できる関係でいれば、子どもは理解されていると実感でき、やる気を出しやすい環境づくりにもつながっていきますよ。

菅原裕子 すがはら・ゆうこ

PROFILE

菅原裕子 すがはら・ゆうこ
NPO法人ハートフルコミュニケーション代表理事、有限会社ワイズコミュニケーション代表取締役。子どもの「生きる力」を開花させ、その子らしい幸せな自立をサポートするハートフルコミュニケーションを提唱。著書に『子どもの心のコーチング』(PHP文庫)他多数。


こちらの記事は、親子で楽しむ情報マガジン『oyakoto(オヤコト)』2016秋号でもお読みいただけます。

この記事へのコメント

0件のコメント - この記事の感想を募集しています!