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YDKのやる気を引き出す 思春期1分コーチング:第2回

カテゴリー:コミュニケーション

YDKのやる気を引き出す 思春期1分コーチング:第2回

やる気を引き出すのに“アメとムチ”は有効?

新しい生活にも慣れて、気持ちが緩んでくる時期。子どもがなかなか勉強に手をつけないと、叱ったり褒めたりの“アメとムチ”で動かそうとしますが…はたして子どもはやる気になるのでしょうか?
結論は「NO」。やる気は、自分で「やろう」と決断したときに初めて出るものだからです。思春期の子どもは特に、親の意志で動くことを嫌がるので、アメやムチをちらつかせると、それだけでやる気がなくなってしまいます。なかには、お小遣いやご褒美でやる気になるタイプもいますが、「何のために勉強するのか」という目的を見失ったり、子どもの自立を妨げてしまう場合もあります。

親にできるのは、子どもがやる気を出しやすい環境を整え、勉強を子どもに任せること。その第一歩として、毎日をできるだけ一定の生活リズムで過ごすことを意識しましょう。例えば、夕食の時間は子どもと相談して決めてみてはいかがでしょうか。子どもは、部活動や習い事などの予定を踏まえて「○曜日は○時がいい」などと答えてくれるはず。自分で決めたことならやる気も出やすいので、前後の時間の使い方も考え、勉強にも取り組みやすくなるでしょう。

あとは、子どもを信じて任せてみてください。ついつい勉強を促す声掛けをしたくなりますが、子ども自身が「やろう!」と決断して、やる気になるまで辛抱強く待ちましょう。
そして、子どもが勉強に取り組み始めたら、「そのやる気をちゃんと見ています」ときちんと伝えることが大切です。子どもの好きなおかずを笑顔で出して、「頑張ってるね!」と、努力を認める言葉を添えて、アメの替わりにしてみてはいかがですか。

菅原裕子 すがはら・ゆうこ

PROFILE

菅原裕子 すがはら・ゆうこ
NPO法人ハートフルコミュニケーション代表理事、有限会社ワイズコミュニケーション代表取締役。子どもの「生きる力」を開花させ、その子らしい幸せな自立をサポートするハートフルコミュニケーションを提唱。著書に『子どもの心のコーチング』(PHP文庫)他多数。


こちらの記事は、親子で楽しむ情報マガジン『oyakoto(オヤコト)』2016夏号でもお読みいただけます。

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