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YDKのやる気を引き出す 思春期1分コーチング:第1回

カテゴリー:コミュニケーション

YDKのやる気を引き出す 思春期1分コーチング:第1回

「宿題やったの? 」は、もはや余計な干渉!?

子どもが思春期を迎えると、コミュニケーションが難しくなってきたと感じる場面が増えますよね。
例えば、子どもがマンガを読んでいるときに「宿題やったの?」と聞くと、「今、やろうと思ってたのに!」と口ごたえ。ママにとっては「宿題を忘れたら困るから」という親心なのに…。さて、この親心、本当に子どものためになるのでしょうか?

「宿題やったの?」は、実は親の不安を解消するための言葉。子どもにとっては「遊んでないで、早くやりなさい」という命令と同じです。
思春期の子どもにしてみれば、これはもはや「余計な干渉」。宿題をやらなければどうなるのかわかっているし、マンガを読んでいる頭の片隅で「宿題やらなきゃ」と思っているんです。

自分の意志で「やらなきゃ」を「やるぞ!」に変えたいのに、親に口を出されたら、それは親の命令に従っただけ。最初の一歩を横取りされたから、子どもは親に腹を立てるのです。
だから「宿題をやっていないかも」と思っても、本人に任せましょう。どうしても気になるなら「今日はこの後、何するの?」と聞く程度に。本人に任せることで自律心が育ちます。

子どもに必要な“じりつ”は「自立」と「自律」の2つ。自分と向き合い、善悪を考え、行動の先にある結果を予想して、自分を律する「自律」もできるようにならなければなりません。
子どもは、自分の意志で決めると責任意識が芽生え、やる気になります。宿題をいつやるのかを自分で決めるのも、自律のいい練習なんですよ。

菅原裕子 すがはら・ゆうこ

PROFILE

菅原裕子 すがはら・ゆうこ
NPO法人ハートフルコミュニケーション代表理事、有限会社ワイズコミュニケーション代表取締役。子どもの「生きる力」を開花させ、その子らしい幸せな自立をサポートするハートフルコミュニケーションを提唱。著書に『子どもの心のコーチング』(PHP文庫)他多数。


こちらの記事は、親子で楽しむ情報マガジン『oyakoto(オヤコト)』2016創刊号でもお読みいただけます。

この記事へのコメント

2件のコメント - この記事の感想を募集しています!

グリーンのアイコン画像 マリーさん(東京都)
とても参考になりました
中学生になっても、つい「宿題やった?」って聞いてしまいます
この記事を読んで、「このあと、何するの?」って聞こうと思いました
プラチナのアイコン画像 ももうらさん(徳島県)
うちも宿題は?勉強は?と聞いてしまいます。

うちの子にこの後何するの?と聞いたら
絶対にゲーム!と言いそう。