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期待もあれば不安もいっぱい!? 新しい環境が苦手なお子さんと取り組む、新学年への心の準備

カテゴリー:コミュニケーション

ナオミ

まもなく新学期。進学や進級をするお子さんの中には、新しい環境に不安を抱いている子がいるかもしれませんね。お子さんの繊細な心はどのように支えてあげればいいのでしょう。「子どものこころのコーチング協会」インストラクターの高橋世志子さんに教えてもらいました。

感と質問で、解決方法を引き出そう

期待もあれば不安もいっぱい!? 新しい環境が苦手なお子さんと取り組む、新学年への心の準備

新しい環境に不安を抱えているお子さんの姿を見て、保護者はつい「きっと大丈夫だよ」「自分からみんなに話しかけていけばいいじゃない」と励ましたくなるものですが、できればそれはちょっと待って。
まずは「そうなんだね、心配なんだね」などとお子さんの不安を受け止めてあげてください。
気持ちを受け止めてもらえることでお子さんは安心し、次の保護者の言葉に耳を傾けられるようになります。

実は、お子さんが自宅で弱音を吐き出せることはとってもいいこと。家を安全な場所だと感じられているのです。
お子さんは学校では気を張っているはず。自宅では少し肩の力を抜いて過ごさせてあげることがその後の生活ににとってプラスになっていくでしょう。

そのうえで、お子さんの不安を払拭してあげたいと考えるのならば、コーチングの手法の一つである質問を用いてみましょう。
例えば、新しい友人ができるかどうかが不安である場合は「前の学年のときは、どうやって○○ちゃんと仲良くなったの?」と質問すると、友達作りの成功体験を思い出すことができます。続けて新しく友人を作るための方法も聞いてみましょう。お子さんの口から、何かしらのアイディアが出てくるはずです。ここで大事なのは、お子さんが自分の頭で思い出したり考えたりすること。
保護者からのアドバイスよりも、自分の口から出た言葉は本人に強く影響するのです。

お子さんが悩んでいるときこそ、保護者は励ます行為をぐっと我慢。共感と質問で荒波に立ち向かうお子さんを支えてあげましょう。

こんな時どうする?新学期のお悩みQ&A

Q.新学期は学校に行くのを嫌がります。どんな声かけができる?

A. 理由と解決法を質問してみましょう

大事なのはまず共感。気持ちを受け止めてあげましょう。
ただし、気持ちを受け止めることと、行動に同意することはイコールではありません。行きたくない理由とどうしたら行けるようになるのかをきいてみましょう。
「2時間目からなら行ける」といった回答が出た場合、希望をきいてあげてもいいかもしれません。無理をさせると、今後さらに登校が難しくなることも。心の充電もときには必要です。

Q. 忘れ物が多いうちの子。支度を手伝っていたけれど、自立させたい。

A. お子さんのアイディアを取り入れて

まずはお子さんと一緒に支度をする、次に保護者の目の届く所で支度をさせる、最後は保護者はチェックだけをする、など少しずつ難易度を上げて自立をサポートしてあげましょう。
「忘れ物をしないためにいい考えはある?」ときいてみるのも手。自分のアイディアは行動に結びつきやすいものです。教材を忘れる場合は、それらが置いてある環境を見直して片付けてみましょう。

保護者の悩みもきいて!

Q.PTA活動にポジティブに取り組むための心構えを知りたいです!

A. メリットがたくさん! お子さんにとってもプラス

面倒事が増えるイメージのPTA活動ですが、やってみると驚くほどメリットがあるものです。保護者同士の知り合いが増えるので、学校には問い合わせにくい些細なことを知ることもできますし、生活の知恵が身につくこともあります。
先生との会話や、学校でのお子さんの姿を見る機会が増加するので、学校への理解も深まりますよ。世界が広がるきっかけになり、悪いことばかりではありません。

取材協力

高橋世志子さん

「子どものこころのコーチング協会」インストラクター。主に母親を対象に、親子のコミュニケーションをコーチングしている。一級建築士の資格を持ち、家の中を片付けることによる心身の快適な過ごし方を提案。子どもの失くしものに対する相談事にのることも多い。

この記事へのコメント

1件のコメント - この記事の感想を募集しています!

プラチナのアイコン画像 ももいちごさん(埼玉県)
子供が人見知りなこともあって、毎年クラス替えする新学期は不安そうです。
つい励ましてしまいがちですが、子供不安に寄り添って安心させてあげたいです。質問して考えさせるのも試してみようと思います。