子どもをやる気にさせる!かしこい「叱り方」大研究
カテゴリー:コミュニケーション進路や将来、成績、友だち関係…お子さんと話さなければならない事が山ほどある中で、ついつい言ってしまう小言。素直に聞いてくれれば良いけれど、思春期はなかなかそうもいきませんね。
今回は、親の気持ちが伝わりやすい、かしこい「叱り方」を大研究♪みなさんの体験を元にかしこく叱る10の実践方法をご紹介します。
かしこく叱るための10の実践方法
叱っている内にヒートアップしてしまう。叱った後に反省。親なら経験した事がある人も多いはずです。では、具体的にどうすればいいのか、みなさんの体験談から「10の実践方法」をみつけていきましょう。
その1.子どもの話をよく聞く
子どもの言う事を全否定せずまずは話を聞いてあげてから親の考え方を言うようにしている。
頭ごなしにしかることはしないように、言葉を整理してからしかるようにしています。
本人の意見や思いを最後まで聞いたうえで、親の意見を言うようにしています。親の意見を聞いてどう思ったか、これからどうすればいいか、自分の口から言うようにさせています。
まず、話をしっかり聞きます。なぜそうなったかを考えさせます。それでわからないと思うことを、私の経験話などを交えて、押し付けにならないように、こんなこともあるんだというふうに、話します。
その2.お互い冷静になれる時間を設ける
ダメなところをわかるように少し間をおいてから、きちんと話しをするようにしている。
話し始めるタイミングは、子どもが落ち着いている時を見はからっています。
泣き叫んでいる間は、話し合いにならないので放っておきます。子どもが話せる、話を聞ける状態になってから改めてなぜ叱られたのかを言います。
つい大声で叱ってしまうけど、その後は黙って考える時間を与えます。
その3.伝えることはなるべく簡潔に
例えば片付けなど 言い過ぎると よけいやる気をなくするので 1~2回でとどめるようにしています。
的確に、短く、くどくど言わないように気を付けています。
叱る時も手短に。そして例えば自分のことを棚にあげて叱るなら、せめてそれを自覚した上で。子どもを叱るなら、自分の悪いところもちゃんと見て。非の打ちどころのない親なんていてないし、そんな親ならいらない。親だって日夜自分自身と格闘してるんだということが子どもにもそれとなく感じられるような気配がうっすら漂っているのも、良いものだと思う。
同じことを何度もくどくど言わないようにする。「なぜ、ダメかわかる?」と本人に考えてもらう。
その4.子どもの自覚を促す
なんで怒られているのか聞きます。訳わからず怒られてても本人は納得いかないと思うので。
頭ごなしに叱るのではなく、一緒にダメだった所を考えて 納得させるようにしています。
自分のどこが悪かったのか反省させるようにしている。
原因があり、結果が生まれていることを認識させ、どの部分に問題があったのかを自分の言葉でまとめさせます。その上で同じ過ちを繰り返さないための対策と、それでも過ちを起こしてしまった際のペナルティーを自分で考えさせています。
その5.叱る理由を説明する
怒った時にはちゃんと後で説明はちゃんとします。何故怒ったかとそれがないと本人はなにもわからないし、成長しないと思います。
声のトーンは、できるだけ低く 冷静に 何故叱られているのかがわかるようにしています。
その6.自身の体験を話す
あまり感情的にならないように、私自身の過去の失敗や残念だったことなどを伝えながら、わかってもらうように話してます。
その7.言い過ぎたら、謝る
つい、感情的になってしまうことや言い過ぎたりした時は素直に後で謝るようにしてます。お互い意地の張り合いになる事もあります。同性だとある程度は仕方ないんでしょうが。親だから、と言う理由で傲慢にならないように気をつけてます。困っている時は味方になってくれる、と信じてほしいです。
その9.たとえを用いて説明する
サッカーが大好きなので、勉強の仕方や進路の話を、サッカーでの事と置き換えて話すと、すんなりと受け入れてくれるようです。
その10.あえて怒らない
駄目なところは、本人がよくわかっていることで、更にそこを指摘されると反発したくなるのではないかと思うので、特には言葉にはしません。
あえて何も言わない時間を作るのも必要かもしれない
小さな反抗期です。私もそうだったなぁと思いながら、我慢します。一度は乗り越える道です。
【番外編】
勉強の面ではほとんど怒りません。ただ礼儀や作法といった面ではよその家より厳しいかも。靴の脱ぎ方や年上の人との挨拶の仕方、ご飯時における茶碗の持ち方、はしはうらばし禁止などなど。手は出さないけど我が家はご飯が食べれません。(こっちのほうが子どもはいやかも)
お兄ちゃんでしょ!や、あの子は頑張っているのに。等の比較する怒りかたをしないようにしています。
命令形の口調にならないように気をつけています。

- ダイスケ
- 叱る側だって、悩んだり工夫したり、色んな事を模索しながら叱り方を考えているんですね!
親子だからこその信頼関係。つかず離れず、そんな距離感も大事です。
子どもの成長を見守りながら、親側も叱り方のレベルアップをしていきましょう!
この記事へのコメント
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1件のコメント - この記事の感想を募集しています!
なかなか出来ません。
感情的になって怒ることが多いので、子供の意見を聞いてちょっと頭を冷やさないといけないと思いました。
できるかなぁ?