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自分らしさを仕事にする!明光ワクワクワーク♪:Vol.16 航空整備士 岡村哲自さん

ダイスケ

「自分らしさ」を生かして仕事をしている人って素敵ですよね!子どもたちが好きなことを見つけて、それを将来につなげていってほしいと考えている保護者はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
このコーナーでは、子どもたちが憧れる仕事をしている「しごと人」を紹介します。将来のことを考えはじめたお子さんや、サポートする保護者のみなさんのヒントになれば幸いです。

航空整備士 岡村哲自さん

今回、ダイスケとナオミがお話をうかがったのは、航空整備士の岡村哲自さん。羽田空港で航空機の整備をしています。なかなか表舞台に出てくることのない航空整備士とはどんなお仕事なのか、子どものころはどのように過ごしていたのか、岡村さんにとって「自分らしさ」を活かして働くとはどのようなことなのかお話しいただきました。

航空整備士の仕事について

ナオミ:
岡村さん、今日はよろしくお願いします。
岡村さん:
はい!どうぞよろしくお願いします!
ダイスケ:
さっそくですが、航空整備士のお仕事について教えてください。空港に戻ってきた航空機に異常がないか、マニュアルに沿ってチェックをするんですよね?
岡村さん:
その通りです。マニュアルに沿って毎回しっかりと点検しています。ですが、航空機は、気圧も気温も低い過酷な環境の中を飛んでいるので、予想しない不具合も発生する場合があります。このような中、お客様に安全な機材を定時に提供するために全力を尽くしています。
ナオミ:
なるほど。マニュアル通りといっても、ご苦労はあるのですよね。
岡村さん:
そうですね。マニュアル通りといっても、修繕が必要な場所は毎回変わります。僕たちは、マニュアルに沿って基本を忠実にしつつ、不具合を発見し修復できる力を身に付けるために、過酷な訓練や日々の仕事の中で先輩や上司の整備士から指導を受け、毎日の業務に活かしています。毎日、新しい発見に満ちていて楽しいですよ。

 岡村さんのお仕事道具  岡村さんのお仕事道具 
岡村さんのお仕事道具

ダイスケ:
みなさんは交代制で働いているんですか?
岡村さん:
はい、僕たちの会社では6日に1度は夜勤があります。
ナオミ:
このお仕事のやりがいは何でしょうか?
岡村さん:
やはり責任が重大であることですね。人命に関わることですので。それから航空機が飛び立っていくときにお客様が手を振ってくれるときに充足感を感じます。
ダイスケ:
たしかに航空機が飛ぶとき、整備士のみなさんが手を振っていますね。客席から振り返すと見えるんですか?
岡村さん:
見えますよ。もし機会があったらぜひ振ってください。とてもうれしいので。

今のお仕事を目指すにあたって

ナオミ:
岡村さんはどうして今のお仕事を目指すことにしたのですか?
岡村さん:
実は父親が無類の航空機好きで。僕自身は高校生のころまで将来やりたいことがなかったのですが、あるとき航空整備士になってはどうかとすすめられて、その道を進むことにしました。
ダイスケ:
岡村さんご自身は航空機が大好きだったわけではないのですか?
岡村さん:
僕は北海道の西興部村(にしおこっぺむら)という小さな村の出身で、航空機は身近な存在じゃなかったんです。ときどき父親に連れられて自衛隊の基地を見に行く程度でした。だからこそ、航空機は特別な乗り物でかっこいいイメージはありました。それですすめられたとき「やってみようかな」という気持ちになりました。

機体をチェックする岡村さん
機体をチェックする岡村さん

ナオミ:
航空整備士にはどうやってなるのですか?
岡村さん:
千歳にある専門学校に通いました。僕は中学まではわりとよく勉強をしていたのですが、高校に行ってからは部活漬けの生活だったので学業が疎かになっていて……。専門学校に入ってからは苦労しましたね。
ダイスケ:
専門学校ではどんな勉強をしたのですか?
岡村さん:
航空法や、整備の基本技術、航空力学、それから実技です。
ナオミ:
難しそうな勉強をたくさんしなくてはならないんですね。
岡村さん:
専門学校時代は寮に入って、昼も夜も勉強の生活でした。でもそれで良い習慣が身につきました。今でも帰宅後3時間は勉強に当てているんです。航空整備士の仕事って次々と覚えなければならないことが増えるのでそれでも足らないんですよ。新しい機体が登場すれば、その機体に関することを一から全部勉強するんです。ご存じでしたか? 航空整備士の資格は、航空機の機種ごとに国家資格が設けられているんですよ。
ダイスケ:
それは知りませんでした。膨大な量の知識が必要なんですね。
岡村さん:
これが今使っているテキストです。

これが今使っているテキストです。

ナオミ:
うわぁ。これは大変。モチベーションはどうやって保っているのでしょう。
岡村さん:
やっぱり父にお金を出して専門学校に行かせてもらったので報いなければという思いですね。あとは友人に話を聞いてもらったことも助けになりました。中・高は運動部に在籍してバドミントンや剣道を頑張ったことも支えになっています。心身が丈夫になりましたし、今でもリフレッシュするときは剣道をしています。

子どもたち、そして保護者に伝えたいこと

ダイスケ:
最後に、自分の将来を考えはじめている子どもたちにメッセージをお願いします。
岡村さん:
どんな夢でも叶えるためにはコツコツ積み重ねていくことが大切だと思います。あとはなんでもやってみること。もしも将来やりたいことが決まっていたとしても思わぬケガなどが原因で道が断たれることはあります。僕は文武両道、バランスよく取り組むことが大切だと思います。
ナオミ:
確かにそうですね。頑張る岡村さんを支えてくれたのはどんな人たちの存在ですか?
岡村さん:
同じ目標をもって頑張る仲間の存在は大きいです。専門学校時代は寮生活で全然プライベートがなく、門限もある厳しい生活だったのですが、同じ環境で頑張る仲間の存在は助けになりました。
ダイスケ:
保護者のみなさんへもメッセージをお願いします。
岡村さん:
整備の仕事をしていて思うのは、「なぜ、こうなっているのだろう」と疑問を持つことがとても大切なんです。それを考えることで、しかるべき処置が見えてきます。でも、世の中って整備の仕事に限らず「なぜ?」と考えることが大切なことってたくさんありますよね。目標を考えるときもそうです。「なんのために勉強をしなくちゃいけないのか」。理由がはっきりすれば頑張れることが多いんです。だから「なぜ?」という疑問を持てる子にしてあげることが大切なのかなと思います。
ナオミ:
なるほど、ありがとうございました!

自分らしさを仕事にするキーワード「なぜ、と疑問をもつこと」

ダイスケ:
前向きに努力するためには「なぜ?」と自ら疑問をもち、目標を設定することが大切なんですね。
ナオミ:
膨大な量の知識を必要とする航空整備士は、とにかくコツコツ勉強しなければなりません。明確な目的意識が不可欠です。
ダイスケ:
そのためには相談できる仲間や、リフレッシュする手段も必要なんですね。
Profile

岡村 哲自(おかむら てつじ)

岡村 哲自(おかむら てつじ)
1987年北海道出身。日本航空専門学校卒。株式会社AIRDOで航空整備士として働く。現在、ボーイング737の整備責任者になるための国家取得を目指して勉強中。

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