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YDKのやる気を引き出す 思春期1分コーチング:第4回

カテゴリー:コミュニケーション

YDKのやる気を引き出す 思春期1分コーチング:第4回

テストの結果、子どもにどんな声掛けしてる?

テストの結果が出た日、帰宅した子どもにどんな声掛けをしていますか? 子どもがテストを見せたがらないと、コミュニケーションも難しくなりますよね。

テストを見せないのは思春期のせいもありますが、保護者が結果に一喜一憂してしまうのも理由の一つ。結果によって、褒めたり叱ったりするのはあまり良くないことなのです。結果の善しあしを判断するのは、あくまで子ども。まずは「どうだった?」と感想を聞き、その感想に応じたコミュニケーションを心掛けましょう。

点数が悪く、子どもがテストの結果を残念がっているときは、子どもの思いや考えにじっくりと耳を傾けたうえで、できなかった問題に一緒に取り組んでみるといいでしょう。その結果、細かいミスで点数が取れていなかったのなら、「あら、できたじゃない!」と、慎重にやればもっと良い点数が取れることに気付かせましょう。理解できていないのであれば、早々に復習させることです。そして「頑張っていることは知っているよ」と伝えましょう。

点数が良かったときでも、「あら、すごいね!」などと第一声で褒めないこと。「どうだった?」と聞いて「頑張ったよ、すごいでしょ」と返ってきたら、「本当によく頑張ったね」。「もっとできてると思ったのに」と言ったら、「何点を期待してたの?」と子どもの意見を尊重してください。最後には「あなたならできるよ。頑張っているもの」と信頼を伝えましょう。

保護者の期待と子どもの期待は同じではありません。子どもが「良かった」と思っているのに保護者に叱られたり、またその逆だったりしたら…。だからいつでも、「どうだった?」から対話を始めることが大切なのです。

菅原裕子 すがはら・ゆうこ

PROFILE

菅原裕子 すがはら・ゆうこ
NPO法人ハートフルコミュニケーション代表理事、有限会社ワイズコミュニケーション代表取締役。子どもの「生きる力」を開花させ、その子らしい幸せな自立をサポートするハートフルコミュニケーションを提唱。著書に『子どもの心のコーチング』(PHP文庫)他多数。


こちらの記事は、親子で楽しむ情報マガジン『oyakoto(オヤコト)』2016冬号でもお読みいただけます。

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